「避けては通れない」それほど大げさなことではありませんが・・・。イージス艦「あたご」と「清徳丸」との衝突の件です。
私は元自衛官です。今は民間人ですが、やはり「自衛官」という属性は私自身のなかで抜きがたい部分を成しています。この件について、やはり自分の意見を表明しないのはいかがなものか・・と思うところありまして、意を決して書いておきたいと思います。
事故の詳細や原因については、まだ真相が明らかになっていませんので断定はできませんが、恐らく連日連夜の報道で概ね合っていると思います。つまり、衝突事故の非は「あたご」の方が大きい、ということです。
これからさらに「因果関係」が明らかになって行くと思いますが、私が申し述べたいのは実は、この件をきっかけに考えた「自衛隊」に関するもっと根本的な部分についてです。
ニュースや新聞の論調は概ね、この事故について「国民の生命と財産を守るはずの自衛隊が国民の生命を危険にさらすということがあってはならない」というものになっています。一見するとこれは「正論」のように思えますが、生来あまのじゃくであり、かつ「自衛官」という属性をもつ私には、この論調が実に「欺瞞」に満ちたものに思えて仕方がないのです。
先に言っておきますと、「マスコミによる自衛隊バッシングだ!」とマスコミを批判したいわけではありませんが、マスコミやワイドショーのコメンテーター達が堂々と使っている「国民の生命と財産を守るはずの自衛隊」という部分に元自衛官でありながら、疑念を感じています。(つづきは、明日書きます。予告しておきますが、かなりの「暴論」になります。)


マスコミに洗脳されていない一般人は『小さな船でウロチョロするんじゃないよ』と思ってるはずです。
漁船側の過失を全く論じず、自衛隊批判に盲進する姿勢は戦後のマスコミ体質の典型かと。