岩手・宮城内陸沖地震に関して、被災者のみなさんの早急なる復旧、復興をお祈り致します。
私にとって宮城、岩手ともに縁浅からぬ土地であります。
両県には政経塾在塾中には選挙の応援や研修で何度か訪れたことがありますし、今、必死で地震の対応をしているに違いない宮城県の知事は、防大、政経塾双方の先輩であり、とても可愛がっていただいた方です。
宮城で起こると想定されていた地震といえば、「宮城県沖地震」(海溝型)だとばかり思っていました。 地震の一報を聞いたときは「ついにきたか!」と思っていたのですが、これが活断層による直下型地震でした。
そこで「恐いな」と思ったのは、人間の先入観・固定観念です。3年前の福岡西方沖地震で「活断層だらけの日本列島に地震のリスクがないところはない」と肝に銘じていたはずなのですが・・・いつのまにか「宮城は海溝型」と心のなかで決めつけていたようです。
「海溝型」と「直下型」では当然特質が違ってきます。「直下型」は私たちの近くで起きるため、P波とS波の間隔が短く、緊急地震速報があっても対応の暇がないこともありえますし、揺れ方も違います。
それぞれの特質に応じた対応、危機管理の仕方があるのです。固定観念・先入観はこのことから無意識のうちに目をそらさせます。先入観を排するというのは難しいですが、常に「柔らか頭」にしておく訓練をしておかなければなりません。
改めて「対岸の火事」ならぬ「対岸の地震」だと思ってはいけないと感じました。


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